カビ防止工事30年以上の実績がある特許「耐久性防カビシステム」モルテック工法を採用した施工。
特許耐久性防カビシステム「モルテック工法」とは物理的方法と化学的方法を併用。
既にカビが発生している場合には徐カビもしくは殺菌した後に防カビ施工を行います。
この工法は内部にゲル層を形成させることにより被膜体を作らせず通気性を維持し、表面には撥水性をもたらせて結露を防止するとともに、防カビ・防菌剤を固定します。長期間にわたり効力を持続させる工法です。
*基本防カビシステム 特許第1451611号
防カビ・殺菌・浸透性撥水剤を用いた溶剤により、内部にゲル層を形成して防カビ性能を固定し、併せて結露緩和・静電気の帯電防止の効能も有する総合防カビシステムです。
*殺菌消臭システム 特許第12060821号
広範囲に及ぶグラム陰性菌、グラム陽性菌(真菌)、特にアトピー性疾患者のいる住宅に存在していると言われているメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対しても殺菌及び防菌効果を有しています。
*防カビ殺菌塗料組成システム 特許第2079267号
カビ発生以前に微生物が建築物に付着しないよう殺菌作用と防カビ作用を同時に備えており、かつ対象物への密着性に優れ、殺菌・防カビの効能が長期にわたり持続する塗料組成システムです。
*ホルムアルデヒド除去システム 特許第3382112号
所定の換気条件下でホルムアルデヒドを短時間で揮発させ、これを除去する作用と抗菌・防カビ作用を有する組成システムです。
安全性:使用剤は食品安全基準並み以上の検証データで実証されています
住環境とカビ対策の重要性
私達の住まいではより快適な生活環境を得ようと、断熱など気密性が高まった住宅が増え、室内温度など一定された環境の中で暮らし始めています。快適な住環境は微生物災害をもたらすカビやダニなど微生物にも快適な生育環境にもなっています。人に住みやすい住環境が室内に生じるカビや細菌類の増加要因の一つになっています。この様な環境微生物に対して多くの人々は移り変わる室内環境の様々な要因とストレス等が原因で抵抗力の低下を招いてきました。住環境の変化によって細菌やカビを因子とした深刻な症状、住まいのアレルギーやアトピー性感染症・喘息等もその一つと言われています。住まいの健康被害の大きな要因のカビ対策には早めの処置と予防が必要とされるでしょう。
微生物とは肉眼では見えないか、あるいは極めて見えにくい小さな生物を総称しています。この範疇には*ウイルス、細菌(バクテリア)、酵母、カビ、更に藻の一部などがあります。
*ウイルスは細菌を持たないので生物では無いとも言われています。単なる粒子ですが遺伝子を持っています。種類はコロナウイルス等たくさんありますが単体で生きていけず、物に付着したり空気中ではカビ胞子や細菌を媒体として増えていきます。
住環境におけるカビの有毒
1 健康に対してカビの害
*ハウスダストに混じった胞子を吸い込んだり(喘息)、触れる(アトピー性皮膚炎)とアレルギー症状が出ます。
*人が衰弱している時、治療の為ステロイド剤を連用し他の菌が駆逐されている時など身体に寄生する事がある。全身(カンジタ症)や呼吸器(アスペルギルス症)に病変を起こします。
*植物の病気の原因となり農作物に被害を与える。発がん物質がみられます。
アレルギー感染症(アレルギーの原因に)
・アレルギー性鼻炎、気管支炎、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、トリコスポロン症(夏型過敏性肺炎)、シックハウス症候群
日和見感染症(*真菌症にかかる)
・水虫、たむし、白癬菌、カンジタ症、アスペルギルス症
食餌性中中毒
アフラトキシン中毒、毒キノコ中毒、肝臓がんの原因
2 その他・物に対してへの被害
*悪臭と変色をきたす。食べ物はもちろん家の木材部、カメラのレンズ、精密機械等に生え品質劣化をおこします。
*カビは家屋を常宿とするダニの餌になり、ダニの糞や死骸もアレルギーの原因となります。
*樹木の病気の7割ほどがカビ(真菌類)が原因と言われています。
いろいろな素材に生えて被害を与える
住居、食品、衣類など
ダニの餌になりよりダニを増やす
ダニ増殖の促進、シロアリの発生
カビの種類と特徴
カビ(菌類)の種類は自然界では6万5千とも7万とも言われています。建物内から検出されるカビの種類は50~60種類です。
一般的にカビは湿度の高い所のみに生えると思われがちですが、実は他の微生物が生えないくらい湿度が低い所でも生えるカビがあります。カビの発育可能とする最低湿度を基準にし、好湿性カビ・耐乾性カビなどに分類することができます。
*湿気の多い所を好むカビ(好湿性カビ)
浴室、洗面所、キッチンなど水に濡れる場所ではクラドスポリウム(クロカワカビ)・フザリウム(アカカビ)・アルテルナリア(ススカビ)・オーレオバシデウム(黒色酵母様カビ)などが発生します。
*湿気と乾いた場所、両方を好むカビ(耐乾性)
一般住宅内の押し入れや畳、じゅうたん等にアスペルギルス(コウジカビ)・ぺニシリウム(青カビ)が良く発生します。 ★最近は耐乾性のカビが多く検出されています。
*乾いた場所を好むカビ(好乾性)
壁、押し入れ、じゅうたん等、水に濡れる事のない所では好乾性カビと呼ばれるユーロチウム・ワレミアなどが発生します。
カビは見た目にも汚く時には人の健康を損ないます
カビによる被害
居住者が病気になる・ダニが繁殖する・食べ物が悪くなる・家や家具などが傷む
カビによる病気
カビが原因となる病気には次のようなものがあります。この中には健康な人には無害であっても、抵抗力が弱っている人には有害な場合があります。
*アレルギー性疾患
カビの中には小児喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎などアレルゲンの一つとなるものがあります。空気中の浮遊カビを吸うことで特定の臓器に疾患を与え、呼吸器アレルギー疾患の原因として吸入性抗原となる場合があります。湿度・温度・栄養などの条件が整えば、どんな場所にも発生するので要注意です。
*カビ感染症
水虫、しらくも等の皮膚糸状菌症、カンジタ症、アスペルギルス症、夏型過敏性肺炎(トリコスポロン症)
*カビ毒
発がん性のあるアフラトキシンや真菌中毒症。 カビが作り出す代謝産物の中で、人や動物に対して有害な作用を示す化学物質の事を総称してカビ毒と呼んでいます。カビ毒として確認されているものは現在300種類以上報告されています。
カビは細菌とは異なり、多細胞で出来ています。糸のような菌糸と胞子から成り立っていて、繁殖に都合の良い場所では2・3日で目に見える集合体(コロニー)になってしまいます。この時点でカビが生えたと。空中に舞っている胞子は水分を吸って発芽し、汚れを栄養源にして菌糸を伸ばし枝分かれし、子孫を残すために胞子を形成し繁殖します。家の中でも食品はもちろん、押し入れや浴室など湿気の多い所に良く見られます。1週間もすると周りにたくさんの胞子をまき散らします。作られた胞子は風や水によって他の場所に運ばれて再び発芽します。この様にカビはどんどん広がっていきます。 カビが繁殖しやすいのは湿度65%以上の所、また温度は人が快適と感じる20~28℃のあたりです。
カビが好む条件
一般的にカビは湿度の多くなる梅雨時が一番発生しやすいと考えられています。しかし、これまでのわが国の住居が高温多湿に適合した伝統的な木造によっていた形態から、高気密・高断熱のコンクリート系集合住宅へとニーズが変更したのに伴い、十分な暖房設備のもとで冬でもカビの育成にとって好ましい環境になっています。
*栄養源がある 食品・アカ・これらを含むホコリ・石鹼カス・皮脂汚れ等
*湿度が高い 65~90%
*温度が高い 20~28℃
ですが時には温度が0℃以下だったり湿度が30%以下でも生き延びることもあるので注意が必要です。
カビの育成するところ
カビの餌となるような水やホコリがたまりやすい所、手が届かない場所、あまり使用せず押し入れにしまってあるもの等にカビが育成します。エアコン・家具の裏側・押し入れ・シューズボックス・浴室・洗面所・キッチン等は要注意。
カビにとってキッチンは水分と温度が最適
キッチンでは調理を通して、また石油やガスの暖房器具から空気中に水分が放出されます。この空気中の水分はコンクリート部分や壁面はもちろんのこと気密性の高い窓からも外へ逃げることができず、その結果、結露が発生し、カビの原因になります。暖かい温度の中で濡れたままの状態は、カビの繁殖に絶好の環境となっています。
浴室は快適でエサが豊富
床、壁、浴槽、フタ、桶、イスなど浴室にあるもの全てカビの生えやすい場所となります。 浴室に付着する汚れは主として『脂肪酸カルシウム』一般には【石鹸カス】と呼ばれるのもで汚れの約70%を占めているものです。カビはこの石鹸カスを酵素や酸を出して栄養源に変えてしまいます。しかも床、壁、天井などの汚れも栄養源にしてしまうのでカビにとっては浴室は栄養源の宝庫。
室内のカビの数
部屋の空気中のカビの数は、空気1立方メートル中に含まれる胞子の数で表します。夏季は10~10,000個 冬季は数十個 部屋の塵中のカビの数は、塵埃1グラム中に含まれる胞子の数で表します。 少ない所では1,000個、多い所では10万~100万個のカビの胞子が存在しています。